KPCマネジメント・スクール2006経営戦略コース


 

ご参加のおすすめ

 
  企業を取り巻く環境が予想を超えて大きく変化する中、従来の経営戦略やビジネスモデルだけでは競合に打ち勝ち、収益を継続的に確保することが難しい状況になっている。そんな中、組織の抜本的改革やトップのリーダーシップの発揮により、企業変革を実践し成果を上げている企業もある。そこには企業の原動力である明確なビジョンがあり、実践に移すための戦略があり、人が活き活きと働く仕組みが存在する。
 本コースでは企業変革を実践する上での様々な成功の要因や臨機応変に実践できる“論理的思考”、“戦略的思考”を、座学とグループ研究を通じて学び、変革のシナリオが描ける人材を養成する。

開催要領


プログラムの

骨 子

「変革の成功要因を探り、シナリオを描く」

・『 変革』のための視点を養う

  −自社常識から脱却し、本来の「あるべき姿」を描く力や、変革の切り

   口を学ぶ

・経営戦略の理解

  −経営戦略を考える上での定石・理論・関係性を講義やケーススタディ

   等を通じて学ぶ

・『戦略』を考える

  −短期的・部分的な「戦術」ではなく、長期的な「戦略」とそれに基づ

   く変革シナリオを考える

期 間

スケジュール

2006年 8月 1日〜2007年 2月23日<22日間(特別講座2日間含む)>
グループ研究については、22日間の例会以外に、グループ毎に自主勉強会を開催いただきます。

2006年度スケジュール(pdf)
2005年度スケジュール・カリキュラム(pdf)

対 象 経営改革の視点を学びたいマネジャークラス 20名程度
参加費
(消費税込み)
全国の生産性本部の賛助会員組織  661,500円
一  般              766,500円
(食宿泊費、フォローアップ研修費は別途実費を頂戴いたします)
プログラムの

内 容

T 『大局』から見る目を養う 
 論理的思考や論理的表現の理解と実践、問題発見・解決の仕方、「疑いの目(何事にも捉われず自ら考える力)」を養う
 企業のあるべき姿を経営戦略の基礎から学び、自社とのギャップを見極める

U 実践事例から学ぶ
 改革を実践してきた他社事例から、目の付け処、具体的施策、展開方法など成果を挙げた本質を学ぶ。

 ライブケースや 企業ヒアリングにより、生の情報収集によって成功の本質を探る。

V 仮説・検証方式によるグループ研究
 自らの課題や問題意識をもとに、グループ研究テーマを選定しグループ編成を行う。
 文献調査や企業ヒアリングを通じて仮説・検証を繰り返し、思考力・論理性を高める。
 学んだ理論や知識を総動員し、テーマに沿った報告書を作成する。

 

《コース必須テキスト》

 『ゼミナール経営学入門』(伊丹敬之・加護野忠男共著:日本経済新聞社)

 『新・経営戦略の論理(伊丹敬之 著:日本経済新聞社)

 『経営学入門 上・下』(榊原清則 著:日本経済新聞社)
  『2006年度版 日本経営品質賞アセスメント基準書』 

申込み方法 申込用紙(pdf)をプリントアウトし、FAXにてご送信下さい。
事務局
(問い合せ先)
(財)関西生産性本部 (担当:高橋・佐藤)
〒530-6691 大阪市北区中之島6-2-27 中之島センタービル28階
TEL:06-6444-6464 FAX:06-6444-6450
 
コーディネータ 神戸大学大学院教授  加護野 忠男 氏
 1947年生まれ。70年神戸大学経営学部卒業。75年同大学博士課程修了、79年助教授、88年教授に就任。経営学博士。専攻は、経営戦略論、経営組織論。98年から2年間経営学部長。国内のみならず海外の有力企業のトップマネジメントプログラムの講師として活躍。著書には「日本企業の多角化戦略」、「競争優位のシステム」(共著)、「ゼミナール経営学入門」(共著)「事業システム戦略」(共著)等多数。

(株)Kairos 代表取締役  長友 隆司 氏
  1953年生まれ。77年早稲田大学教育学部卒業。本田技研工業鰍ノ入社、人事労務部門でホンダ創造法などの問題解決法や知識創造法等に関する事務局を担当。その後、鈴鹿富士ゼロックス鰍ノ入社、人事企画・経営企画において中期経営計画の策定、人事制度全般の再構築、企業体質強化に関する全社運動事務局、経営品質向上活動プログラム推進事務局等を担当し、コミュニケーションユニット長を最後に05年に独立、現在に至る。企業・行政組織等の組織革新、経営改革に対する支援活動を行っている。

和歌山大学助教授  吉村 典久 氏
 1968年生まれ。
91年学習院大学経済学部卒業。94年神戸大学大学院経営学研究科博士課程後期課程中途退学。同年、和歌山大学経済学部助手。専任講師を経て、98年4月より現職。03年度 Cass Business School, City of London 客員研究員。ガバナンス構造が企業行動・成果に与える影響、社内ベンチャーを通じた戦略展開などをテーマに研究を進めている。訳書「日本的経営の変革:持続する強みと問題点」(監訳)、主要論文「日本企業のガバナンス構造」(共著)などがある。
 

これまでの

グループ研究テーマ

2005年度

@ 環境変化に対応できる自律型人材作り
  〜現場力の向上〜
A トップ企業とチャレンジャー企業 シェア逆転の競争戦略とは?
B お客さまに対して「いい買い物をしたなあ〜」を提供するには?
C CS本位で業績を拡大している企業戦略
D ボトムアップ型新規事業を成功に導くためには

 

2004 年度

@ 成功企業における顧客の声を活かすしくみとはなにか?

A 事業をスピーディーに推進するしくみとは

  〜フルスピード経営戦略の10箇条!〜

B モノづくり企業における脱成熟化を推進する社内の仕組みと組織について

C 人を本気にさせる情報型組織

 

2003 年度

@ 『ひと』を本気にさせ続ける企業とは

A 成熟事業から成長事業へ

  〜なぜ成熟事業から成長事業へ転換できたのか〜

B 『真の戦略』その策定と実行の要員

2002年度
@ 持続的成長を実現している企業のDNAを探る
A 金のなる木の育て方
  〜新規事業創出を成功させるために〜
B 企業価値の維持向上を可能にするコンプライアンス経営について

2001年度
@ 成熟市場におけるエクセレントカンパニーであり続ける成功要因を探る
A 新陳代謝を図りながら成長するグループ企業の研究
  〜 グループ全体として成長している企業のしくみと成功要因の研究 〜
B 新規事業の立ち上げに成功する要因を明らかにする
C 継続的に発展するグローバル企業

 
その他の
コース
経営人事コース
営業・マーケティングコース
技術・イノベーションマネジメントコース

2006年04月26日更新 / ©KPC