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株式会社 リブドゥコーポレーションは、1965年4月1日、紙おむつ製造販売を中心の事業とする会社
(旧社名:トーヨー衛材 株式会社)を愛媛県川之江市に設立した。「生きる力を応援する」をコーポレートスローガンとして掲げ、
大人用紙おむつの製造販売及び排せつケア関連商品の販売を行う「ライフケア事業」(第一の柱)と、
1990年代に入って新しい事業分野として育成してきた使い捨て医療機器を中心としたメディカルディスポーザブル用品の製造販売を行う
「メディカル事業」(第二の柱)を主要な事業として展開している。
会社の成長段階は、大きく設立期(1965年~1969年)、成長期(1970年~1986年)、発展期(1986年~1999年)、充実期(2000年以降)の4つの時期に区分される。
設立期には、1967年使用現場である病院のニーズを熱心に聞き取り、独自で開発したお産用パッドがデファクトスタンダード(業界標準)を勝ち取った。
成長期には、紙おむつメーカーとして徐々に実績を築き、斬新な発想で日本初の粉砕パルプを採用し、新しい形態のベビー用紙おむつを発売、
大手メーカーの参入が続くなか、順調に売上を伸ばしていった。さらに、新技術を大人用紙おむつにも使用し、新製品の展開と売上拡大を図った。
発展期には、1988年、開発着手から4年の歳月をかけて「スーパーリフレ」を発売、急性期病院での販売ルートを活かし、
ガウンや不織布の製造・販売も少しずつ拡大していった。
充実期には、会社の向う方向性を明確にするために、企業理念を2000年3月25日に制定し、同時に、
企業理念を社内に浸透させる手段として経営品質向上活動に取り組むことにした。続いて、企業理念と事業領域
(「C&C( 介護と治療)の領域で医療の総合サプライヤーをめざす」)を反映させた CI 開発に着手して、
2002年4月1日、現社名の株式会社リブドゥコーポレーションに社名変更を行った。2011年2月11日に「Livedo-Vision2020」を発表、
その後、Livedo-Vision2020 が全社に提示されて5年が経過し、社員に具体的な定量・定性の姿を提示する必要があること
( 将来の「夢」を提示する)、新しい価値・視点に基づくビジネスモデル(C&C、コト売り、お客さま満足度など)の展開が必要になっていること、
目標とする姿と経営資源(ヒト・設備・カネ)の長期的な整合を検討することを掲げ、2016年4月1日、Livedo-Vision2020 をベースとした中長期経営計画
(愛称:オレンジ・ルネッサンス) を制定した。
現在、「独自の商品・サービスを通じて介護と治療の現場で的確なソリューション(お客さまのあらゆる困りごとを解決する)を提供し、
生きる力を応援することで、お客様満足度日本一を目指す。」という事業の姿と、「お客さまの喜びを自らの喜びとし、
もっと大きな喜び(感動)を追求し続けることで「やりがい」と「幸せ」を感じる組織をめざす。」という組織の姿を掲げ、
独自の戦略課題(戦略ストーリー)に基づき経営革新に取り組んできている。
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