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関西経営品質協議会について

関西経営品質協議会 設立趣旨

21世紀、今、日本企業は競争力のある経営構造への質的転換を迫られています。そのためには、経営全体の質( クオリティ)をグローバルな、かつ価値前提の視点から見直し、絶え間ない変革と組織能力を身につけることが不可欠です。

1990年代のアメリカ産業の再生を支えた要因として、顧客の視点からの経営革新度合いを評価する「マルコム・ボルドリッジ国家品質賞」(MB賞)の存在があげられます。(財)社会経済生産性本部 (現:日本生産性本部)では、1995年にMB賞を参考に「日本経営品質賞」を創設し、経営品質向上活動を推進するために「経営品質協議会」を設立いたしました。

 

企業・組織の目的は顧客価値の創造であり、顧客の価値評価こそがすべてに優先する。
他の企業・組織とは異なる見方、考え方、方法による価値実現を目指す能力を醸成する。
社員の尊厳を守り、社員の独創性と知識創造によって企業・組織目標を達成する。
企業・組織は社会の一員であるとの考えに基づいて、社会に貢献する。

こうした経営品質向上活動を関西地域でも積極的に展開し、関西地域の産業活性化に寄与すべく、2001年5月に「関西経営品質協議会」を創設し活動を実践してまいりました。

その一環として、2004年5月には都道府県を超えた広域的な賞としては初の「関西経営品質賞」を創設 、2005年3月には本賞のミッションとして掲げている「“良い経営”を通じて関西から世界に通用する企業・組織を輩出する」に相応しい組織を表彰することとなりました。

この賞を契機に関西地域における経営品質向上プログラムの普及に、より一層努めてまいります。

関西経営品質協議会 設置要綱(pdf)