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平安キヤノン事務機株式会社は、キヤノン・イトーキ製品の直販会社として1972年に設立された。創業当時は「普通紙」「A3コピー」等の基本性能だけで顧客ニーズを満たすことができたが、その後、性能はあたり前のものとなり、価格競争が始まった。また、複合機の多機能化が進むにつれ、使い方の提案が求められるようになった。一方、消耗品と保守によって収益を上げるというビジネスモデルが崩壊しつつあり、他社のリプレースを喫緊の課題としている。 このような状況の中で、「人がもたらす付加価値」を高めることが重要と考え、経営理念に「お客様、社員、ビジネスパートナーから感謝・信頼され、地域社会から愛される企業になる」を、経営ビジョンに「お客様と共に考え、新しい価値を創造しオンリーワン・パートナーになる。自ら考えて行動する。笑顔と思いやりをもち感謝の念を示す」を設定した。その実現策として、「物売りからコト売りへ~オフィスソリューションカンパニーへの変革」を掲げて、自社オフィスを見せる化(ライブオフィス)した「集客型価値提供」の考え方や、お客様のニーズを一段上のソリューションに繋ぐために「チームシンキング」「チームセリング」と名付けた組織活動を展開し始めている。
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