• ・ありたい姿へ向けた5Ｓ活動による会社基盤の強化
• ・高い合成技術力を基にした最適な製造プロセスの設計
• ・ＧＭＰやＦＤＡを遵守した製造による信頼の獲得

浜理薬品工業株式会社は、医薬品原薬を製造・販売しており、その他健康食品原料なども手掛けている。主要な経営資源を「長年培ってきた合成技術」とし、引合い時から顧客とのコミュニケーションの充実に努め、これらの資産を活かして商業ベースで最適な製造プロセスを設計することを強みとしている。
優位性のある合成技術のみならず､ＧＭＰ(医薬品製造規範)の遵守や､融通の利く生産体制を築くことにより事業は発展し､生産部門である子会社は米国FDA(食品医薬品局)の査察にも合格し､浜理グループとして世界で一番厳しい医薬品製造の基準にも適合している。また、コスト優位性のある海外ビジネスパートナーへ技術指導をしながら製造委託するなど、多面的な顧客ニーズへの対応を進めている。
激動する環境への対応と社員に対する価値観の明示とベクトル合わせを目的としてCI(Corporate Identity)を導入し､100年200年と永続的に発展する企業の風土づくりを目指している。

●顧客本位
多品種、中量・少量ニーズへの融通性の高い生産対応

小中量ニーズの顧客に対して、生産設備数や分析機器の台数が多いこと等の特徴を活かし、かつ引合い時から顧客とのコミュニケーションの充実に努めるなど融通性の高いニーズ対応がなされている。

●独自能力
組織横断的な活動によるＧＭＰ向上

組織横断的に「ＧＭＰ委員会」を設け、1つの主管部署で推進するのではなく、課題分野毎に異なる機能部署のメンバーを配した複数のタスクフォースチームを結成し、計画的にＧＭＰレベルの向上を進めている。

●社員重視
【Jｕｍｐｕｐ21活動による社員の成長】

5Ｓ活動をベースとしたJｕｍｐｕｐ21活動が全社員参加の下、8年以上継続的に展開されており、部門別のチーム活動として6ヶ月単位で優秀な改善チームを表彰している。この活動を通じて社員の自主的に考え、創造する能力が醸成されている。