2010年度 関西経営品質賞
株式会社 神戸ポートピアホテル
設立 |
1977年 |
代表者 |
代表取締役 中内 仁(なかうち ひとし) |
本社所在地 |
兵庫県神戸市中央区港島中町6丁目10-1 |
売上高 |
8,446百万円(2010年3月期) |
従業員 |
509名(2010年6月末) |
事業内容 |
ホテル業 |
ホームページ |
http://www.portopia.co.jp/ |
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(株)神戸ポートピアホテルは、創業者である中内力氏が、1970年代に200室規模のホテルしかなかった神戸に「国際都市に相応しい本格的な規模のシティホテルが必要」との認識のもと、アメリカをヒントに日本初のコンベンション(学会・会議等)センターを作り、神戸がコンベンション都市として発展する構想の中、神戸市、兵庫県、地元財界の協力を得て1981年に開業した。
その後、順調に業績を伸ばし、1991年には売上高177億円に達する規模にまで拡大。しかし、阪神淡路大震災による壊滅的な被害により、40日間の営業停止を余儀なくされ、また長引く不景気の影響から宿泊客や法人利用が伸び悩み、一時は宿泊稼働率が43%台に落ち込んだ。
そこで、「座してお客様が来るのを待つのではホテルは維持できない。神戸全体に集客できる要素はコンベンションしかない」と創業当時の考えに原点回帰し、「私たちは、ホスピタリティとメディカルコンベンションでアジアのリーディングホテルを目指します」を新たに掲げ、通常のホテル業界とは一線を画して一歩一歩、革新活動を進めている。
- ●神戸経済の活性化に向けたメディカルコンベンションの誘致
- 神戸市が掲げる「医療産業都市構想」に関連したメディカルコンベンションの誘致に向けて、地域の良好な関係をつくるための橋渡し活動が多岐にわたって行われている。例えば、神戸国際コンベンション協会やPCO(Professional
Congress Organizer)企業との共同提案など、自社だけのためではなく、神戸経済の発展というマクロの観点から日々の業務に取組んでいる。
- ●あらゆる機会で経営の思いを伝える
- 経営の大きな舵取りを社員に浸透すべく、経営理念に「社会的責任」「お客様第一主義」「効率的経営」を掲げ、「従業員ミッションステートメント」の携帯、毎月の社長メッセージ、ビジョン朝礼など、多様な取組みを改善し続け、よりトップの思いを社員に浸透することを図っている。
- ●ホスピタリティを高めあう部門連携の活動
- お互いのホスピタリティを高めあう状態をつくり、部門を越えて連携し、より高い顧客価値の実現に向けて、ポートピア楽座、プロジェクト活動、クロストレーニングなどに取組んでいる。
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