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第5期イノベーションリーダー育成塾(2025年度)

イノベーションに挑戦する人・組織の作り方を直伝します。

当塾では「イノベーション」を「顧客視点と経営視点から会社の成長のための課題を既存の方法ではなく新しい方法で解決する行動」と定義します。
研究開発だけではなく、製造、物流、経営企画、マーケティング、人事、財務、IT、法務、労働組合など、あらゆる業務分野で役立つイノベーション・リーダー人材の育成を目指しています。
イノベーションを起こせるリーダーが持つ能力は何でしょうか? 
科学的観点から人間の本質を理解し、その本質に根ざした経営を実践することを目的とします。根底にあるのは、「人を操るのではなく、人を奮い立たせ、やる気を引き出す」という考え方です。つまり、「やらなければならない」という恐怖感を、「やりたい」という喜びに満ちたチャレンジ力に変えることです。ここでは、脳科学を活用して組織や人のモチベーションを高める実践手法を「ニューロマネジメント」と呼ぶことにします。
当塾では、多数のイノベーションで知られる3Mで、長年に亘って研究開発や業務改革のリーダーを務めてこられた大久保孝俊氏が講師を務めます。「人を操るのではなく、感激させてやる気を起こさせる」ための“秘伝”を余すことなく参加者の皆様に伝授します。リーダーとして、さらなる向上心のある方、課題を抱える方は、ぜひ当塾にご参加ください。

【当講座で取り上げる主な育成内容】
◆イノベーション活性化に必要な5つのこと
 ①心理的安全性を担保する。
 ②共同主観的現実を腹落ちさせる。
 ③Gap思考からGain思考に変革する。
 ④自己効力感に基づくプロ意識を持つ。
 ⑤労働契約に基づくプロ意識を持つ。

◆リーダー習得すべき3つの技量と、身につける方法
 ①言語化能力  ②論理化能力 ③リーダーシップ能力

◆コミュニケーションが向上する3つの自己変革ツール
 ①Smile(スマイル)②Appreciation(感謝)③Metacognition(メタ認知)

■第5期イノベーション・リーダー育成塾紹介動画(28分35秒)
https://youtu.be/EvOG2bgPnfs
*ページ内最上部の青色部分「当講座の紹介動画」をクリックすると視聴できます。
*大久保講師から本講座の進め方をご説明いただいています。
主催団体 関西生産性本部 
講座の種類 長期講座 
主な対象 経営トップ層(部長層以上)、ミドルマネージャー層(課長クラス)、リーダー層(主任・係長クラス)、三役クラス、執行委員クラス、職場委員クラス 
講座カテゴリー 人材育成・開発 
開催日・期間 2025年07月10日~2025年12月04日
開催時間 13:30~16:30、(第1回のみ13:30~17:00) 
開催場所 第1回:当本部会議室(終了後、会場近辺で懇親会)
    [会場:大阪市北区中之島6-2-27中之島センタービル28階]

第2回~第11回:オンライン形式(「Zoom」使用) 
開催場所URL https://www.kpcnet.or.jp/access/
参加費 ◆参加費(税込)
 賛助会員:266,200円 一般:299,200円

*参加にあたっては、当講座指定図書「3Mで学んだニューロマネジメント[増補版]
 イノベーション実践手法」(大久保孝俊氏著,日経BP,2970円)が別途必要です。
 参加にあたっては、書店等で、【ご自身での購入】をお願いいたします。

*講師との1on1(60分)の回数追加は別途費用(会員14300円,一般17160円)が
 必要です。(3回分は参加費に含まれています)

*第1回終了後の懇親会費を含みます(但しご欠席時の返金等はございません) 
内容(スケジュール、運営方法、等)

【講師プロフィール】
早稲田大学ビジネススクール講師 大久保 孝俊 氏
元 スリーエム ジャパン(株) 執行役員

1983年住友スリーエム㈱(現スリーエム ジャパン㈱)入社。87年米国3M社メモリーテクノロジーグループ研究員。99年山形スリーエム㈱(現スリーエムジャパンプロダクツ㈱山形事業所)デコラティブ・グラフィックス技術部長、2003年米国3M社アジア・太平洋地域担当シックスシグマ・ダイレクター、05年米国3M社コーポレートリサーチ研究所上席技術部長、07年執行役員技術担当、16年同コーポレート・プロセス・イノベーション及び品質保証担当等を経て20年退任。現在は、早稲田大学ビジネススクール等で人材育成を展開。著書に「3Mで学んだニューロマネジメント」「イノベーション実践手法」がある。


【全体スケジュール・内容】

■第1回:7月10日(木)13:30~17:00<会場対面開催(大阪)*終了後、懇親会実施
「経営システムを設計する」
1)「イノベーション」を「顧客視点と経営視点から会社の成長のための課題を既存の方法ではなく新しい方法で解決する行動」と定義する。
2)イノベーションを創出するマネジメント手法「マネジメント2.0」を定義する。比較として、マニュアル業務「マネジメント1.0」を定義する。
3)課題解決のための論理的アプローチとして「メタ認知:Self0.0/1.0/2.0/3.0/2.0R/1.0R+A/OODA1.0+A/OODA2.0」を定義する。

◆第2回: 1 on 1 Mentoring(講師との1対1での対話)<オンライン開催>
参加者が対話型の質の高い双方向コミュニケーションを体験する(無意識下の自動思考の癖に気づく)ことにより、今後の自身のコミュニケーションを見直すきっかけとします。
*実施日程は、7月中旬~下旬で、個別に調整します。

■第3回:7月31日(木)13:30~16:30<オンライン開催>
「人間の本質を定義する」
1)「脳幹-大脳辺縁系-大脳新皮質」の脳の三層構造の特徴に基づいて、身体的安全性・心理的安全性・合理的安全性を設計する。
2)ひらめきに繋がるDefault Mode Networkを意図的に設計する。
3)「感情は論理より強し」の意思決定における人間の本質を生物学的アルゴリズム【Y=F(X)】として定義する。

◆第4回: 1 on 1 Mentoring(講師との1対1での対話)<オンライン開催>
参加者が対話型の質の高い双方向コミュニケーションを体験する(無意識下の自動思考の癖に気づく)ことにより、今後の自身のコミュニケーションを見直すきっかけとします。
*実施日程は、8月初旬~下旬で、個別に調整します。

■第5回:8月21日(木)13:30~16:30<オンライン開催>
「自己を動かす」
1)意識的/無意識的思考の脳エネルギー消費は5%/75%である。
2)選択的注意処理メカニズムによって引き起こされる「認知の歪み」は、メタ認知から改善できる。
3)無意識下での「自動思考の癖」は神経可塑性を活用することから改善できる。
4)自己効力感とモチベーションを向上させる「Stretch-Support-Reward(SSR)マネジメントプロセス」を定義する。

◆第6回: 1 on 1 Mentoring(講師との1対1での対話)<オンライン開催>
参加者が対話型の質の高い双方向コミュニケーションを体験する(無意識下の自動思考の癖に気づく)ことにより、今後の自身のコミュニケーションを見直すきっかけとします。
*実施日程は、8月下旬~9月上旬で、個別に調整します。

■第7回:9月11日(木)13:30~16:30<オンライン開催>
「他者を動かす」
1)「全員が 同じ虚構を信じれば 、同じルールや基準や価値観に従って 全員が行動する」という「共同主観的現実」をメタ認知から形成する。
2)共同主観的現実と合理的安全性に基づいて他者を腹落ちさせる。
3)SSRマネジメントプロセスから他者の「Self-confidence, Self-decision, Self-recognition(SSS)」を引き出す。

■第8回:10月2日(木)13:30~16:30<オンライン開催>
「組織を動かす」
1)「感情は論理より強し」の人間の本質の視点からイノベーション文化を醸成する「CanRUBシステム」を定義する。
2)持続的成長を導くトップマネジメントの役割を定義する。
3)企業行動規範やマネジメントなどの他律性からイノベーションマインドの自律性を醸成する概念を定義する。

■第9回:10月23日(木)13:30~16:30<オンライン開催>
「リーダーを育成する」
1)「Knowing-Doing-Being」成長プロセスを定義する。
2)「Can't-Can-Must-Believing-Will-Doing-Want(CCM BWDW)」主体性人材育成プロセスを定義する。
3)「Step1-2-3」イノベーション・リーダー育成プログラムを定義する。

■第10回:11月13日(木)13:30~16:30<オンライン開催>
「自己を動かす悩みを解く」
1)内言と外言と行動を一致させる習慣から自己変革を設計する。
2)課題の分離からCan't Controlを脇に置きCan Controlに集中する。
3)脅威系と報酬系とのバランスからモチベーションを継続する。

■第11回:12月4日(木)13:30~16:30<オンライン開催>
「他者を動かす悩みを解く」

1)マインドフルネスとメタ認知の繰り返し行動から島皮質の神経可塑性を引き出し、「自己受容―共感―他者受容」の感情知性(EQ)を向上させる。
2)「自己が自己を動かす」リーダーシップから「自己が他者を動かす」リーダーシップを設計する。
3)変革できない組織の壁を「隣の青い芝生戦略」と「H=GLNPマネジメント」から突破させる。

*講座の進捗状況等により、 上記内容・スケジュールは一部変更する場合があります。


【これまでの参加者の声】

<当塾の魅力と感じられた点は?>
・「座学での理論学習だけれなく、メタ認知トレーニングや1on1セッションといった実践を通じて、学んだ知識を自分の行動として定着させられる。」


・「脳科学に基づく「不変」の学び。人材育成のアプローチは時代や流行によって変わりやすいが、当塾の講義は『脳科学』という人間の普遍的な仕組みに基づいている点が強み。「脳の動き」というブレない土台に根差した理論と技術を学べるため、流行に左右されない唯一無二の知識・行動様式が身につく。」

<受講後、どのような意識・行動の変化が起きたか?>
・「強要型からの脱却・自己コントロール。以前は強要的な言動が多かったが、その頻度が減り、自分自身も疲れにくくなった。「コントロールできない他者」ではなく「コントロールできる自分」に意識が向きストレスや非合理的行動が減少した。」

・「言語化を意識した行動や会話が増加したことで、自分の感情を客観視できるようになり、自己変革が進みつつある。自己変革が組織変革の前提条件であると認識し、メンバーへの理解も深まるなど、徐々に波及効果が生まれている。」
 

 

 
印刷用ファイル 【案内状25】第5期イノベーションリーダー育成塾.pdf (1,329 k)
備考 ◆主な参加対象
・企業のマネージャー・リーダー(部長・課長クラス)
・労働組合役員・幹部クラス

◆募集人数
15名程度
*定員を超えた場合はキャンセル待ちとなります。
*1社からの参加人数には上限を設ける場合があります。

◆申込要領
2025年6月25日(水)までに、当本部ホームページより参加申込手続きをお願いいたします。
申込受付後、派遣責任者宛てに参加費請求書等をご送付いたします。

*事前課題(課題図書等)がありますので、余裕を持った参加手続きをお奨めします。 
お問い合わせ 〒530-6691 大阪市北区中之島6-2-27 中之島センタービル28階
部署: 組織部
担当者: 井上・田中
TEL: 06-6444-6461
FAX:06-6444-6450
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