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研究会・セミナー・各種講座 詳細情報
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2025年度 関西モノづくり大会

未来を創るモノづくりの革新
~脈々と受け継がれる現場での知恵と実践~

現代社会は、AI・ロボットなどの新しい技術の登場により、デジタル技術を活用した業務の自動化が進み、より効率やスピードといった生産性が重視されるようになりました。しかし、全ての業務を自動化・デジタル化する事は難しく、例えば、五感に頼る感覚的な判断やトラブルに臨機応変に対応するには、まだまだ人の手と頭を使い知恵を加えることが必要となります。
日本のGDPの2割を占める製造業のモノづくりは、世界から“Made in JAPAN”という高い信頼を得ています。このことは、高度な技術による品質の高さが実証されたことといえます。熟練した職人や技術者が持つ、言葉では表現しにくい暗黙知や、長年の経験から培われたノウハウが、モノづくりの本質的な部分を支え、製品価値の向上に繋がっているからだと考えられます。
一方、労働人口の減少、雇用の流動化が進行する日本では、これまでのように時間を掛けて熟練者を育成するのが難しくなってきています。その解決策の一つとして、熟練者の動きや感覚をデータとして蓄積し、AIなどで分析することで、新人でも熟練者の動きやノウハウを短期間で習得する取組みが始まっています。このように、デジタル技術を活用して暗黙知の形式知化、つまりサイエンスとして捉えながら、脈々と受け継がれる現場での知恵を未来のモノづくりへ継承していく取り組みが始まっています。そこで本大会では、伝統的な知恵と最新の技術を融合させ、未来のモノづくりを切り拓けるよう、「未来を創るモノづくりの革新」を大会テーマとして開催することとしました。多数の皆様のご参加をお待ちしております。
主催団体 関西IE協会 
講座の種類 大会 
主な対象 経営トップ層(部長層以上)、ミドルマネージャー層(課長クラス)、リーダー層(主任・係長クラス) 
講座カテゴリー モノづくり革新 
開催日・期間 2025年10月16日~2025年10月21日
開催時間 1日目《10月16日(木)》10:00~16:50、2日目《10月17日(金)午後》、3日目《10月21日(火)午後》 
開催場所 【10/16(1日目) 全体会議・事例発表会】
 ●来場参加:大阪府立国際会議場
 ●オンライン参加:ライブ配信
  [来場・オンライン参加から選択可]

【10/17(2日目) 現場見学会 10/21(3日目)現場見学会】 
 ●各コースの見学先 
開催場所URL https://www.gco.co.jp/access/
参加費 <参加費 1名につき>

◆1日目(全体会議・事例発表会)
 ◎主催・協賛団体の会員、他地区のIE協会・生産性本部会員…33,000円
 ◎一  般(会員外)…42,900円
 ◎関西IE協会アカデミー会員、主催・協賛団体に加盟の学識者…16,500円
 ◎「学生」特別価格…3,300円

【オプション】
◆2日目と3日目
・現場見学会1コース参加… 6,600円 
・現場見学会2コース参加…13,200円

 注)
①参加費には、資料・来場参加者の昼食代(1日目)、バス代(2日目と3日目)、消費税を含みます。
②現場見学会のみのお申込みはお断りしております。
③「学生」とは、大学生、大学院生をさします(社会人大学学生は適用外)。
④来場参加・オンライン参加の参加費は、同額となります。
※大会終了後、アーカイブ配信をご利用いただけます(許可をいただいた講師のみ)。
⑤現場見学会は、1コースの参加費となります。(日程によっては2コースをご選択いただけます) 
内容(スケジュール、運営方法、等)

1日目《10月16日(木)》10:00~16:50 [来場/オンライン参加]

 

【全体会議】10:00~12:20

■開会挨拶■ 10:00~10:10
 関西インダストリアル・エンジニアリング協会会長  松本 敏宏

 (パナソニック ホールディングス㈱ MI本部本部長)


■基調講演■ 10:10~11:10

「経営×AI×現場が融合、日本の製造業を変える「プラスサムゲーム」とは」
 横河デジタル(株) 代表取締役社長    鹿子木 宏明 氏
 
日本の製造業の特色や課題を深く振り返り、日本の製造業の差別化要素を維持しながらの
最新AI活用をどう考えればいいのかの戦略と、その具体的実例をご紹介します。
 
《ご略歴》
東京大学大学院で博士(理学)を取得後、1996年にマイクロソフト入社。
機械学習アプリケーションの開発等に携わる。2007年10月横河電機入社。
プラントを含む製造現場へのAIの開発、適用、製品化等を手掛ける。
強化学習(アルゴリズム FKDPP)の開発者の一人。
横河電機IAプロダクト&サービス事業本部インフォメーションテクノロジーセンター長を経て、
2022年7月より横河デジタル代表取締役社長。
2025年4月より横河電機 執行役に選任。
著書に『「強いAI」による AIファーストの実現』(ディスカヴァー・トゥエンティワン 2025年)。
『プラスサムゲーム』(ディスカヴァー・トゥエンティワン 2023年)。
 
 
休憩 11:10~11:20


■特別講演■ 11:20~12:20

「フジトラ(Fujitsu Transformation)での企業変革」(仮題)
 富士通(株) CEO室 DX Division シニアディレクター  阿部 純也 氏
 
昼休憩 12:20~

【事例発表会】13:20~16:50 ※第1会場と第2会場は自由にご移動が可能です※

≪第1会場≫

 

■ 事例発表 ■ 13:20~14:20

AIエージェント・フィジカルAIが変える製造業のオペレーション・ビジネスモデル
 ~生成DX:生成AIが生んだ新たなビジネスモデル~
 (株)d-strategy,inc 代表取締役CEO  小宮 昌人 氏
 
 ● 製造業における生成AI・AIエージェントの活用モデル
 ● フィジカルAI/AI×ロボットによる自動化の変化
 ● グローバルで起こるモノづくりのAI変革
 ● AIエージェント時代・フィジカルAI時代に企業に求められる点
 

■ 事例発表 ■ 14:35~15:35

     
      依頼中
 
 

■ 事例発表 ■ 15:50~16:50

「データ・インテグレーションがもたらす未来とは」(仮題)
 (株) 野村総合研究所 産業ITイノベーション事業本部 人材企画室  藤野 直明 氏
 
16:50 終 了

≪第2会場≫
 

■ 事例発表 ■ 13:20~14:20
「私が取り組む“からくり現場改善”今の時代だからこそ現場改善の目的意識を変えてみた!」
 パナソニック(株) エレクトリックワークス社
  ライティング事業部 ものづくり革新センター 生産技術部  徳吉 潤成 氏
 
 ● 私の取り組む「改善」の定義
 ● からくり現場改善を取り組む意義と目的
 ● 私がおもう「日本よい国」
 

■ 事例発表 ■ 14:35~15:35

「気づけばインダストリ5.0を実践~ デジタル技術で管理限界を突破する~」
 山形カシオ(株) スマートファクトリー推進部会 マスターエンジニア  鈴木 隆司 氏
 
 ● 金型成形DEの教訓:変化に適応できなかった最強のプロセス
  ※1985年~2010年のDE(デジタルエンジニアリング)
 ● 管理限界突破:デジタル技術で「みのがす問題」を捕まえる手法
 ● 価値を伝える技術:現場の納得と共感を生み出す論理的アプローチ

 

■ 事例発表 ■ 15:50~16:50
人間特性とヒューマンエラーの本質から考える安全な生産現場づくり
 山形県立産業技術短期大学校 メカトロニクス科教授  山口 俊憲 氏
 
 ● 人間特性を出発点とし、安全な生産現場へのアプローチを探る
 ●事故原因はヒューマンエラーの背後要因に着目する必要がある
 ● 良好事例にも目を向けるSafety-IIの考え方についても紹介する
 
16:50 終 了
 

 

2日目《10月17日(金)》  【現場見学会】

*同業他社の方は、見学をご遠慮いただく場合があります。予めご了承をお願いします。

 

 ≪Aコース≫ 13:45~16:35  

 
「DXを活用したよりシームレスな生産体制に向けた取組み」
 シスメックス(株) アイ スクエア [兵庫県加古川市] 
 
● 生産品目:体外診断用医療機器の生産 ● 創業:2014年 ● 従業員数(事業所):400名
 
《見学のポイント》
当社生産現場は人による手作業が基本となりますが、人が苦手とする作業を技術が助ける
“人と技術が融合する高品質な生産体制の確立”をコンセプトとしており、
デジタル技術を取り入れた最新事例をご紹介します。
 

3日目《10月21日(火)》  【現場見学会】

*同業他社の方は、見学をご遠慮いただく場合があります。予めご了承をお願いします。

 

 ≪Bコース≫ 13:30~16:50 

 
「IoT・AIの活用で品質と生産性の向上を実現」
  アスカカンパニー(株) 本社・本社工場 [兵庫県加東市]
 
● 生産品目:食品・医薬・その他プラスチック成形品の射出成形生産ライン
● 創業:2016年 ● 従業員数(事業所):90名
 
《見学のポイント》
私たちの生産現場では、カメラ画像による検査と成形機のログを組み合わせたIoTシステムを基盤としています。
このシステムが収集するデータと、現場のスタッフが日々読み取るログを組み合わせ、
人と機械が協働で改善活動に取り組んでいます。この取り組みにより、製造工程の根本的な課題を解決し、
不良品ゼロと生産ラインの停止がない状態を日々作り上げています。この継続的な改善の積み重ねによって、
現在では深夜0時から翌朝8時までの完全無人生産を実現しています。
今回の工場見学では、この一連の流れを詳しくご紹介します。
 

 ≪Cコース≫13:45~16:45 

 
「“Less is more.”による付加価値の高い高品質な製品づくり」
 レンゴー(株) 三田工場  [兵庫県三田市]
 
● 生産品目:段ボールケース 段ボールシート ● 創業:1993年 ● 従業員数(事業所):120名
 
《見学のポイント》
RFIDを用いた段ボール原紙の物流効率化をメインに紹介します。
見学会おいては、段ボールシート製造工程(コルゲータ)や
ケース製造工程(フレキソフォルダグルア、平盤ダイカッタ)等、工場全体をご説明します。
 

■オンライン参加・アーカイブ配信について■
・オンラインでご参加ならびに、アーカイブ配信をご利用の方は、

 下記より、視聴確認が利用可能かご確認の上、お申込みをお願いします。

 

●1日目の視聴確認 こちらをクリック ※必ず音楽が聞こえるかご確認ください

●アーカイブ配信の視聴確認 こちらをクリック ※必ず音楽が聞こえるかご確認ください

・データ通信容量については受講者ご自身で確保をお願いします。通信速度30Mbps 以上を推奨。
・ご講演内容の画面撮影・動画撮影・録音・SNS投稿はご遠慮願います。
・参加者ご本人以外の視聴はお断りします。

 

「複数名一括申込用」のエクセルファイルはこちら

 

●主催 (公財)関西生産性本部 / 関西インダストリアル・エンジニアリング協会(関西IE協会)
●協賛 (公社)日本経営工学会(予定)

 
備考 【申込み要領】
1.下記「お申し込みはこちら」のボタンからお申し込み下さい。
2.ご参加方法は、1日目(10/16)は「来場参加(大阪府立国際会議場)」又は「オンライン参加」から
  お選びください。2日目と3日目の現場見学会は、オプションとなります。
  ※来場参加・現場見学会は、定員になり次第、受付終了。事例発表会の会場移動は自由です。
3.「参加証」「請求書」は、派遣責任者あてに発送します。
4.大会資料は、ホームページからのダウンロード配付を予定しております。
5.大会終了後(約1週間後)より、アーカイブ配信(許可をいただいた講師のみ)を予定しております。
6.オンライン参加の接続方法、大会資料のダウンロード方法は、
  ご参加者宛に10月14日(火)頃にE-mailでご連絡します。※お申込には、E-mailが必要です。

【申込締め切り日】
2025年10月9日(木)
 ※10月9日(木)以降のお申込み取消しの場合、参加費はご返却致しません。 
お問い合わせ 〒530-6691 大阪市北区中之島6-2-27 中之島センタービル28階
部署: 関西IE協会
担当者: 金谷・西村
TEL: 06-6444-6464
FAX:06-6444-6450
お申込みはこちら
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