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【本大会の申込は締切りました】2023年度 関西モノづくり大会

地球と共存する未来のモノづくり
~今こそ、シン・IEを考える~

 製造業が直面している課題は、「脱炭素化」「気候変動」「自然災害」「材料・資源の確保」「グローバルサプライチェーンの最適化」「労働力不足」「技術・技能継承」など多岐に亘っています。このまま経済成長や人口増加が続くと、2050年には世界の人口は97億人になる見込みで、地球温暖化や自然災害、資源の枯渇など、地球の限界(プラネタリー・バウンダリー)を迎えると言われています。これらの問題を進行させないためにも、製造には少しでも環境にいい材料・技術を使って、品質の担保や向上、CO2削減に繋げる努力が必要となります。AIの進化も目覚ましい中、本来手段であったはずのデジタル技術の活用が目的化していることが見受けられます。IE(インダストリアル・エンジニアリング)とは、価値とムダを顕在化させ、資源を最小化することでその価値を最大限に引き出そうとする見方・考え方です。地球環境と共存するモノづくりの実現を目的として、この見方・考え方に基づき、デジタル技術を始めとしたさまざまな技術の活用を進める必要があるのではないでしょうか。過去に経験したことがない課題が次々と生じる今日、これらの課題に対応し、継続的に価値を生み出すためには人材・組織づくりも重要です。そのために、働く人々と組織が同じ方向を向いて互いに貢献できるエンゲージメントの向上も求められています。
そこで本大会では、IEを進化、深化、新化することを含めて、“シン・IE”と名付け、これを大会テーマとして開催することとしました。多数の皆様のご参加をお待ちしております。
主催団体 関西IE協会 
講座の種類 大会 
主な対象 経営トップ層(部長層以上)、ミドルマネージャー層(課長クラス)、リーダー層(主任・係長クラス)、三役クラス、執行委員クラス、職場委員クラス 
講座カテゴリー モノづくり革新 
開催日・期間 2023年10月17日~2023年10月18日
開催時間 1日目《10月17日(火)》10:00~16:50、2日目《10月18日(水)》 
開催場所 【10/17(1日目) 全体会議・事例発表会・交流会】
 ●来場参加:大阪府立国際会議場 
 ●オンライン参加:ライブ配信
  [来場・オンライン参加から選択可。交流会は、来場参加の方のみ。]

【10/18(2日目) 現場見学会】
 ●各コースの見学先 
開催場所URL https://www.gco.co.jp/access/
参加費  <参加費 1名につき>

◆1日目(全体会議・事例発表会)
 ◎主催・協賛団体の会員、他地区のIE協会・生産性本部会員…33,000円
 ◎一  般(会員外)…42,900円
 ◎関西IE協会アカデミー会員、主催・協賛団体に加盟の学識者…16,500円
 ◎「学生」特別価格…3,300円
【オプション】 
◆1日目(交流会)  …6,200円
◆2日目(現場見学会)…5,500円
  
 注)
①参加費には、資料・来場参加者の昼食代(1日目)、バス代(2日目)、消費税を含みます。
②交流会、現場見学会のみのお申込みはお断りしております。
③「学生」とは、大学生、大学院生をさします(社会人大学学生は適用外)。
④来場参加・オンライン参加の参加費は、同額となります。
※大会終了後、アーカイブ配信をご利用いただけます(許可をいただいた講師のみ)。
⑤見学会は、1コースの参加費となります。Aコースまたは、Bコースをお選びください。 
内容(スケジュール、運営方法、等)

1日目《10月17日(火)》10:00~16:50 [来場/オンライン参加]

 

【全体会議】10:00~12:20

■開会挨拶■ 10:00~10:10
 関西インダストリアル・エンジニアリング協会会長 小原 英夫
 (パナソニック ホールディングス㈱ マニュファクチャリングイノベーション本部本部長)

■基調講演■ 10:10~11:10

「3か月で65%の節電!旭鉄工流DXと省エネ」
旭鉄工(株) 代表取締役社長
i Smart Technologies(株) 代表取締役社長CEO  木村 哲也 氏

 

旭鉄工では、IoTを用いた「ムダなCO2排出量の見える化」技術を開発、

タイ工場では3ヵ月で65%もの電力消費量を低減しました。

本講演では、その技術およびその活用で成果を出すコツについてお話します。

《ご略歴》
1992年に東京大学大学院工学系修士を修了。
トヨタ自動車に21年間勤務。同社では、主に車両運動性能の開発に従事した後、
生産調査室でトヨタ生産方式を学ぶ。2013年に旭鉄工に転籍。
自社開発IoTを起点としてDXを実行、カイゼン活動により労務費4億円低減や
電力使用量26%削減するとともにIoTシステムやカイゼンノウハウを提供する新会社
i Smart Technologies(株)も設立。100社以上の改善指導実績あり。
IoT、DX、カーボンニュートラル等で、これまで数百回の講演・取材依頼をこなす。
著書に「Small Factory 4.0」がある。
 

休憩 11:10~11:20

■特別講演■ 11:20~12:20

「GXのためのモノづくりとそのイノベーションの展望」
東京大学 大学院工学系研究科教授    松橋 隆治 氏

 

本講演では、LCA(ライフサイクルアセスメント)による

自動車やエネルギー関連技術の温室効果ガス排出量の分析に基づき、

GXのためのモノづくりとそのイノベーションの展望について解説する。

《ご略歴》
1990年、東京大学大学院工学系研究科電気工学専攻博士課程修了(工学博士)
同年より、東京大学工学部助手、助教授なでを経て、
2003年、大学院新領域創成科学研究科環境学専攻教授、
2009年、独立行政法人科学技術振興機構 低炭素社会戦略センター研究統括を併任
2011年より、大学院工学系研究科電気系工学専攻教授
 

昼休憩 12:20~


【事例発表会】13:20~16:50 ※第1会場と第2会場は自由にご移動が可能です※

≪第1会場≫

 

■ 事例発表 ■ 13:20~14:20

「アルゴリズミックデザイン×3Dプリント技術を活用した高機能フットウェア設計」
 (株)アシックス スポーツ工学研究所 主任研究員 波多野 元貴 氏
 ● アシックスのものづくりに近年取り入れつつあるアルゴリズミックデザインプロセスについて
 ● 3Dプリント技術の組み合わせによる高機能設計や開発効率化、さらに、将来的な製品開発の可能性について
 ● 本プロセスの概要とフットウェア設計におけるその有用性について述べ、次に、実設計への適用例として、
  運動後の着用を目的としたサンダル開発の事例を紹介
 

■ 事例発表 ■ 14:35~15:35

「水素社会の実現に向けた川崎重工業の取り組み」
 川崎重工業(株) 水素戦略本部 企画部長 杉浦 江 氏
 ● 川崎重工業の事業紹介
 ● 脱炭素社会に向けた動きと「水素」エネルギーへの期待
 ● 川崎重工業の水素事業を通じた脱炭素ソリューション
 

■ 事例発表 ■ 15:50~16:50

日立グループにおけるジョブ型人財マネジメントの取り組み
 (株)日立製作所 人財統括本部 人事勤労本部
   ジョブ型人財マネジメント推進プロジェクトリーダ 神山 靖基 氏
                             (オンラインでのご登壇となります)
 ● 日立の概要と経営改革
 ● 経営戦略に連動した人財戦略
 ● ジョブ型人財マネジメントの推進
 
16:50 終 了

≪第2会場≫
 

■ 事例発表 ■ 13:20~14:20
「定年のない会社のモノづくり、ひとづくり ~ 一生元気、一生現役 ~
 西島(株) 代表取締役社長  西島 豊 氏
 ● 会社概要:モノづくり一筋100年の歴史
 ● 定年のない会社のひとづくり:定年制ではなく引退制
 ● ベテランも若手もあらゆる人が活躍できる組織づくりに重要なこと 

 

■ 事例発表 ■ 14:35~15:35

「デザインアプローチによるIEの発展的活用」
 マックス(株) 執行役員 生産本部生産技術室長、第2生産技術部長 吉田 信太郎 氏
 ● 価値にこだわるIEについて
 ● 動作の分析とデザインアプローチについて
 ● 順序の分析とデザインアプローチについて 

 

■ 事例発表 ■ 15:50~16:50
「地域との共存に配慮したレジリエンスなスマート工場
~「環境とつながる」「人・地域とつながる」「経営とつながる」~
 沖電気工業(株)  生産調達統括本部 本庄工場 工場長 海蓋 知志 氏
 ● OKI中期環境ビジョンの達成に向けて
 ● H1棟(新棟)のZEB・ZEFの推進
 ● 環境負荷低減工場の概要(省エネ・創エネ)



16:50 終 了
 


■交流会■ 17:10~19:00
 (立食) =ご参加者・ご発表者との相互交流・親睦の場= 
     於:12階 グラントック

2日目《10月18日(水)》  【現場見学会】

*同業他社の方は、見学をご遠慮いただく場合があります。予めご了承をお願いします。

 Aコースまたは、Bコースのいずれかをお選びください。

 

 ≪Aコース≫ 10:00~11:30  ※定員となりました

「アシックス スポーツ工学研究所のご紹介とVISION2030に向けた取組み」
 (株)アシックス スポーツ工学研究所  [兵庫県神戸市西区] 
 
● 生産品目:スポーツ用品、サービスの研究開発 ● 創業:1985年 ● 従業員数(事業所):200名
 
《見学のポイント》
Human centric scienceにこだわり、世界の人々の可能性を最大限に引き出すイノベーティブな
技術、製品、サービスを継続的に生み出すことを使命としているアシックスの研究機関である
スポーツ工学研究所をご案内します。

 ≪Bコース≫ 14:00~16:20  ※申込締切ました

「環境配慮型工場『D's SMART FACTORY』の取組み」
 大和ハウス工業(株) 奈良工場  [奈良県奈良市西九条町] 
 
● 生産品目:第1工場 住宅系外壁パネル 第2工場 住宅系鉄骨製品
● 創業:1965年 ● 従業員数(事業所):約500名(ハウス社員67名 協力会社434名)
 
《見学のポイント》
「D’sFEMS」を使用しエネルギー管理だけでなく、防災環境、労務環境、生産性を監視対象とし
工場全体で活用しています。生産ラインではDXを推進し、自動化・省人化を図ると共に、生産性向上、
働き方改革を進めています。

■オンライン参加・アーカイブ配信について■
・オンラインでご参加ならびに、アーカイブ配信をご利用の方は、

 下記より、視聴確認が利用可能かご確認の上、お申込みをお願いします。

 

●1日目の視聴確認 こちらをクリック ※必ず音楽が聞こえるかご確認ください

●アーカイブ配信の視聴確認 こちらをクリック ※必ず音楽が聞こえるかご確認ください

・データ通信容量については受講者ご自身で確保をお願いします。通信速度30Mbps 以上を推奨。
・ご講演内容の画面撮影・動画撮影・録音・SNS投稿はご遠慮願います。
・参加者ご本人以外の視聴はお断りします。

 

「複数名一括申込用」のエクセルファイルはこちら

 

●主催 (公財)関西生産性本部 / 関西インダストリアル・エンジニアリング協会(関西IE協会)
●協賛 (公社)日本経営工学会

 
印刷用ファイル 関西モノづくり大会 案内状.pdf (887 k)
備考 【申込み要領】
1.下記「お申し込みはこちら」のボタンからお申し込み下さい。
2.ご参加方法は、1日目(10/17)は「来場参加(大阪府立国際会議場)」又は「オンライン参加」から
  お選びください。また、1日目の交流会(来場参加者限定)、2日目の現場見学会は、オプションと
  なります。※来場参加・現場見学会は、定員になり次第、受付終了。事例発表会の会場移動は自由です。
3.「参加証」「請求書」は、派遣責任者あてに発送します。
4.大会資料は、ホームページからのダウンロード配付を予定しております。
5.大会終了後(約1週間後)より、アーカイブ配信(許可をいただいた講師のみ)を予定しております。
6.オンライン参加の接続方法、大会資料のダウンロード方法は、
  ご参加者宛に10月13日(金)頃にE-mailでご連絡します。※お申込には、E-mailが必要です。

【申込締め切り日】
2023年10月10日(火)
 ※10月10日(火)以降のお申込み取消しの場合、参加費はご返却致しません。 
お問い合わせ 〒530-6691 大阪市北区中之島6-2-27 中之島センタービル28階
部署: 関西IE協会
担当者: 金谷・柏木
TEL: 06-6444-6464
FAX:06-6444-6450
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